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タイトル生徒が先生になる「よのなか科」の可能性
記事No3426
投稿日: 2017/02/04(Sat) 20:56
投稿者カズ
 1月から始まった「よのなか科マスターコース」は、「よのなか科」に10回以上参加した生徒が先生になって、自分の興味あるテーマで15分間の授業をするスタイル。
 非常に可能性を感じるので、報告します。ぜひ、「一条LABO」にある実際の授業動画と共にご覧ください。

一条LABO「よのなか科」実況中継(短く編集されています。ただし、iPadのカメラ固定で撮っているので音質は悪いです。音量を目一杯上げてご覧ください)
http://ichilab.jp/yononaka/

1月14日(土)
藤原 英語の公用語化の是非
駿河さん(1年生)運転免許は何歳まで持って良いのか?
岡田さん(1年生)スマホ依存を考える
相原くん(2年生)オリンピックの開会式の演出〜誰が歌えば納得か?

1月21日(土)
酒井先生 動物愛護を考える
伊藤くん(1年生)人と人の「つながり」について考える
熊木くん(2年生)高校ってなんだろう?
相原くん(2年生)学校におけるノブレス・オブリージュとは?

1月28日(土)
酒井先生 チケットの転売問題を考える
田上(3年生)現代社会の結婚問題とパートナーシップ制
森田(2年生)いじめの二次被害を防ぐには
佐土島(2年生)Share

2月4日(土)
酒井先生 食品ロス問題を考える
松本さん(3年生)高校に必要な「新教科」を考える〜ポストイットでブレスト
酒井さん(3年生)「リア充」とは何か?〜高校生にとって幸せとは
相原くん(2年生)漫画やアニメは文芸ではないのか?


2月11日(土)予定 今年度の実質最終回となります。BSジャパンのカメラ取材が入ります。関心のある方は、、どうぞお越しください。

錦先生 「ふるさと納税」とは何か?
以下、テーマはお楽しみに・・・(微笑)。
A先生 
山本さん(3年生)
東くん(2年生)

タイトルどんな授業をやってきたのか?
記事No3427
投稿日: 2017/02/04(Sat) 21:00
投稿者カズ
 一条高校「よのなか科」は、2016年度4月から次のようなカリキュラムで、土曜日の朝8時から9時半@視聴覚室、私自身が授業をコーディネートしてきました。45分×2コマで90分です。

第1回 4月23日(土)「ハンバーガー店の店長になってみよう!」
 1)指定した地図の中で、どこに店を出せば繁盛店になるのか?
 2)一日の売上げはどれくらいかを推理せよ
第2回 4月30日(土)「流行る店の要因を分析し、商売繁盛の方程式を導け」
 1)ブレストで要因を挙げ分類する「論理的思考」のノウハウをゲットしよう!
 2)流行るお店の秘密に迫る〜複雑な問題の謎を解く方法
第3回 5月14日(土)「よのなか科」観光編1「奈良の魅力を探る」
 1)外国人はニッポンのどこに魅力を感じているか? 何をCool!だと思うのか
 2)京都と奈良はどこが違うのか? 200万人と20万人!この差はどこにある
第4回 5月28日(土)「よのなか科」観光編2「奈良の観光活性化プラン作り」
 1)奈良にもっと外国人を呼びこむプランをブレーンストーミング
 2)コンテスト上位の案を市長にプレゼン。プロの協力を得て動き出そう!
第5回 6月4日(土)メディアリテラシー第1回「キミの情報が盗まれる時」
 1)リクルート伝説の善玉ハッカーを特別ゲストになぜセキュリティが必要か? 
 2)プロが追跡するとどこまで分かってしまう?〜ネット社会の裏側を垣間見る
第6回 6月11日(土)メディアリテラシー第2回「新聞とTV報道の裏側に迫る」
 1)新聞記事は、真実ではなく、記者の目で見て編集された事実だ
 2)自分のスマホで隣の大人を動画撮影し「善玉」と「悪玉」に仕立てるには?
第7回 6月25日(土)メディアリテラシー第3回「ネットを使った商品開発」
 1)「奈良発フロンティアへ」の例。新型「かき氷製造器」開発プロジェクト
 2)新しい「かき氷」のメニュー開発も/奈良「氷室神社」は、かき氷の聖地
第8回 7月9日(土)「政治を考える」(参院選の投/開票日の前日)
 1)「大きな政府、小さな政府」〜教育費で「自由」と「責任」の関係を考える
 2)「18歳選挙権問題」(生徒が先生)で「権利」と「義務」の関係を考える
第9回 7月16日(土)「高校とは何か?〜高校時代に何が大事なのか?」
 1)時給問題から考える「希少性を高めなければ稼ぎが上がらない」という原則
 2)人生とキャリアをどのように考えたらいいか?
 
第10回 9月10日(土)「制服問題を考える〜ディベートの基礎技術」
第11回 9月17日(土)
 1)「なら国際映画祭」当日に一条高校OGの河瀬直美監督(バスケ部キャプテンで国体にも出場)が登場。生徒が作った映画祭参加短編作品の試写も。
 2)やはり一条高校OBの浜田満・アメージング・スポーツ・ラボ社長(天才児・久保くんをバルサに送った男)が登場。サッカー部全員が参加した。
第12回 9月24日(土)「自分プレゼン術の技術を磨く〜ズバリ面接官はどこを見ているか、その秘密教えます!」ここから校長室での面接練習お願いが多くなる。
第13回 10月8日(土)「オリンピック問題からスポーツを考える」文科省から一条高校に出向している畑島先生による
第14回 10月29日(土)「小さなことから始める大きな社会改革〜デザインの役割」ゲストは国際学校建設支援協会の石原ゆり奈代表+奈良初の新型かき氷製造器開発プロジェクト中間報告
第15回 11月5日(土)「自殺と安楽死問題のディベート」
第16回 11月12日(土)「キミは少子化問題を解決できるか?」
第17回 11月26日(土)「医療技術と倫理の相克問題」
第18回 12月10日(土)「90年だと一度の人生では生ききれないし、死に切れない」ならマラソン解説者の有森裕子(リクルートの元同僚)がゲスト
第19回 12月17日(土)御祭@春日大社当日、 キミにとって「宗教」とは何だろう?〜400字意見文を書いてみよう!

タイトルマスターコース(15分)とは何か?
記事No3428
投稿日: 2017/02/04(Sat) 21:04
投稿者カズ
  私の「よのなか科」の授業に10回以上出席した生徒が増えてきた現状に鑑み、1月から5回に渡って「生徒が先生になるチャンス」を与えることにしました。
 ただし、1コマ45分では重いので、15分のTED風バージョン。

 正解が一つではない、皆で考えたいテーマを選び、「よのなか科」の常套手段であるブレストやディベートで思考を深めて、最後は、一条高校自慢のスマホによる「C-learning」システムで各自の意見を出し合い、皆で(大人も混じって)共有します。最初は無記名ですが、面白い意見は生で、さらにプレゼンしてもらいます。ただし、調べ学習ではありません。
 「複眼思考(クリティカルシンキング)」力を養うのが狙いです。

 0)まず、テーマ設定は生徒自身が行います。 
 1)5分:Webで調べてきた最低限の基本情報をスライドでプレゼン(共有)
 2)5分:3〜5人のブレストか2人ガチのディベートで思考を進化させます
 3)5分:スマホからC-learningに書き込んだ意見をスクリーンで皆で共有
 4)何人かに生でプレゼンしてもらって議論を深めます。結論は出しません。

 相原くんが自分の興味あるテーマを短時間で仕上げ、毎回(毎週3回連続)授業者として進行役をやったように、このスタイルの「よのなか科」は手軽でリズムとテンポが良く、大きな可能性を感じます。

 私としては、このスタイルを全国に流行らせるべく、2020年以降の新指導要領に入るはずの新教科「公共」の教科書に書き込まれることを目標としていきたいと考えています。

 4月からの17年度の一条高校「よのなか科」も、1、2年生で「よのなか科」の授業構造に馴染んだ「よのなか科マスター」の生徒たちが輩出されてきたので、この4コマ90分スタイルを続けていけたらいいかな、と。もちろん、卒業生の参加も歓迎です(笑)。