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タイトル高校の定期考査
記事No4173
投稿日: 2018/05/10(Thu) 21:08
投稿者ame
どこかで言及されていたら重複すみません。
そして、全てにおいて勉強不足であることを始めにお詫びします。

公立高校の国語科教員ですが、考えれば考えるほど、なぜ定期考査を行うのかが分からなくなってきました。
やってる場合ではない気が・・・。
ですがそんな疑問は職場の誰も感じていないので、感じている私がおかしいのか?

一条高校ではひょっとして定期考査はすでに廃止されていますか?私が知らないだけ?

藤原先生の「定期テスト」感。ぜひ教えてくださいませ。

タイトルRe: 高校の定期考査
記事No4175
投稿日: 2018/05/10(Thu) 23:02
投稿者カズ
> 公立高校の国語科教員ですが、考えれば考えるほど、なぜ定期考査を行うのかが分からなくなってきました。
> やってる場合ではない気が・・・。
> ですがそんな疑問は職場の誰も感じていないので、感じている私がおかしいのか?

 いやいや、これは鋭い疑問だと思います。
 
 なぜ定期考査を行うのか?・・・評定をなるべくフェア(公正)に行うためだと思っていました。年に1回だと一発勝負で普段からの勉強をサボる子もいるからでしょうか、各学期にありますね。とすると、中間と期末の2回、本当に必要なのか?
 これも「試験で成績をつけるぞ」という脅しをかけないと勉強しない子対策かもしれませんね。先生の権威を保証しているシステムだという意味です。

 授業で毎回やったことを最後の5分でテストした方が本当はいいのかもしれませんし、そのデータが蓄積されて合理的に評定がつけられるのであれば、OKなんだと思います。

 私はもう一条高校校長としての2年間の任務を終えて、通常の「教育改革実践家」として東京に戻っていますが、一条高校でも中間や期末試験は通常どおりありました。でも、学期と学科、教科によっては授業が行事や休日でつぶれてテスト範囲が狭くなってしまうことはありました。また、導入した生徒個人のスマホを使って授業で小テストを繰り返した先生もいます。

 2学期以降に不登校になってしまって試験に出てこれなかったり、3学期の最後の期末試験をたまたま病気で欠席した生徒に対しては、1学期からの成績を見て配慮した評定をつけていました。
 したがって、日常的に教えた知識をテストするのでない場合は、何回かの機会があったほうがいいと理解しています。

 2020年以降に実施される高校の学力テスト(1〜2年生の範囲を問う教科書範囲の基礎学力テストで将来的には複数回、しかもネットで出題されるようになる予定)の成績が大学の入学試験時に提出されることになるわけですが、これが年に複数回行われるようになれば、個別の高校での試験は必要性が薄れるかもしれませんね。

 ただし、部活が盛んな高校などでは、中間と期末に試験がないと勉強する動機付けが薄れ、メリハリがつかないという事情もありそうですが。

タイトルRe^2: 高校の定期考査
記事No4184
投稿日: 2018/05/17(Thu) 15:18
投稿者ame
ご意見ありがとうございます。

知識の習得を問う必要のある教科の必要性はまだわかるのですが、国語、特に現代文では、何度も授業で読んだ文書を問題文としてテストを作成します。問いも解答も例えば定番教材では、ある程度パターン化されており、生徒は解答を暗記し出力するとという作業。教員はそこまで、効果があるとは思えないのに、ものすごい量の論述問題を作成、採点、評価する時間的コストを払うわけです。それならば、漢字や語彙などは普段の授業やICTを使い、レポートやディベート、プレゼンなどで評価していったほうが、そして、「試験で成績をつけるぞ」という脅しより「授業と提出物で評価をつけるぞ」のほうが生産性がずっと高いような。。。

もちろん、評定をフェアにするためにもルーブリックは必要ですが、そういう基準こそ偉い方たちがフォーマーットを作って公開し、各校の実情に合わせてカスタマイズすればいいのになと。

いや、本当に採点と問題作成がツラいのです。
テスト期間中は国語と英語の教員の残業率が異様に高まります。

というようなことを先日、某非大卒就職支援会社の若手社長さんにボヤいたら、

そもそも、教えたことを教えた当事者が評価するっシステムって、その子が伸びてる、伸びてないが外に出てこないわけで、それっておかしくないですか??

と、言われ、考えたこともなかったのでビッッックリしました。笑。

そう考えると、学力テストの導入と外部の方の素朴な疑問の方向性がある程度一致しているわけですので、きっと定期考査の必要性は薄れていきますね。