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タイトル友だちいないと不安だ症候群に効く授業。
記事No4228
投稿日: 2018/06/10(Sun) 01:26
投稿者USA
『友だちいないと不安だ症候群に効く授業。』(朝日文庫)齋藤孝

いじめについてかなりの部分で取り上げられています。本を読みながら「いじめられている側の声があまり聞こえてこない」という印象をこの本からは受けました。当然いじめられている側の意見はそう簡単にはヒアリングできません。しかしそこからはやはり目を背けてはいけないように思います。
もう20数年も前の話なのであまり記憶が定かではありませんが、僕が小学校6年生の時にある生徒が3人くらいの生徒からいじめられていました。日常的に悪口を言われたり、糊付けされた紙を机に貼られたり、といったいじめでした。僕は当時の担任の先生がとても大好きでした。その時その先生がとった行動は素晴らしかったと記憶しています。1日の授業の最後にホームルームの時間があったのですが、その先生はホームルームの時間を使いクラスの生徒全員を巻き込んでそのいじめについて話し合いをさせました。苦しいながらもいじめられていた子は必死で意見を述べていました。この話し合いのおかげでその生徒は不登校にもならず学校に登校し続けることができました。今思えばかなりのリスクがある対処であり、その先生だからこそ成し得たことだと思います。

ただこの本に書いてあるとおり、様々なロープレを通して「友だちとの距離感を自分でコントロールする力=友だち力」を磨くことはとても有意義だと思います。
最後の「解説」は藤原さんです。

『本を読む人だけが手にするもの』(日本実業出版社 藤原和博)の推薦本50冊のうち28冊目の書評