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タイトル戦後史の正体
記事No4332
投稿日: 2018/07/30(Mon) 23:24
投稿者USA
『戦後史の正体』(創元社)孫崎亨

アメリカに対し明確に日本の意見を主張する「自主路線」、アメリカの要求にはすべて従う「対米追随路線」。このふたつに分けて戦後の日本の歩みを説明しています。「対米追随路線」は吉田茂が採った路線であり日本は実際にこちらの路線を歩みます。一方重光葵は日本の意見を明確に主張する立場を採り、後に外相の役職を奪われます。
著者は元外交官であり「自主路線」派を支持しているように見受けられます。
推薦本の中から戦後史の本を数冊読んでいますが、著者の視点によって戦後史の見方がそれぞれ全く異なります。どれが真実でどれが偽りなのか知る由はないですが、読者は複眼的に物事を捉えなくてはいけないと思います。

『本を読む人だけが手にするもの』(日本実業出版社 藤原和博)の推薦本50冊のうち37冊目の書評

タイトルRe: 戦後史の正体 74%
記事No4335
投稿日: 2018/08/03(Fri) 20:38
投稿者ようへい
USA様 いつもありがとうございます。

> 推薦本の中から戦後史の本を数冊読んでいますが、著者の視点によって戦後史の見方がそれぞれ全く異なります。
自分に心地よい論理の本は読むのが気持ち良いですが、それだけでは複眼的な思考は得られにくいと思います。

政治的な視点であれば、よし悪しでなく
産経と朝日を毎日読むと複眼的になるかもしれませんね。

奈良市在住
ようへい


> 『本を読む人だけが手にするもの』(日本実業出版社 藤原和博)の推薦本50冊のうち37冊目の書評

タイトルRe^2: 戦後史の正体 74%
記事No4349
投稿日: 2018/08/10(Fri) 21:58
投稿者USA
> 自分に心地よい論理の本は読むのが気持ち良いですが、それだけでは複眼的な思考は得られにくいと思います。

著者は「自主路線」を善、「対米追随路線」は悪という論説なのでちょっと考えが偏り過ぎているように僕は思います。

例えば特捜はアメリカと深い関わりがあるためアメリカの都合の良いように動くといった一節があります。確かにそのような一面もあるかもしれませんが、そのようにマイナスの面を語るならばそれ以外に特捜が果たしているプラスの役割も論じるべきだと思います。

あまりにも「自主路線」に偏っているため、どこまでが事実でどこまでが著者の批判なのかが浅識の僕には判断しかねるというのが本音です。