よのなかフォーラム
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タイトル ノーベル文学賞
投稿日: 2017/10/08(Sun) 10:16
投稿者カズ


 イシグロさんの小説を読んだ。
 一条高校の図書館にラッキーにも代表作の2冊があったからだ。

 『日の名残り』と日本でドラマ化もされた『わたしを離さないで』だ。
 今、書店では注文が殺到しているらしい。

 ここからは、当たらなければいい予言である。
 申し訳ないのだが、面白くないのだ。翻訳のせいかもしれない。

 前者は伝統的なイギリスの屋敷に使える執事の独り言。後者は、出生に秘密のある女性の独り言。私は耐え切れず、前者を投げ出した。緻密この上ないのだが、つまらないのだ。多分、英国の保守的で伝統あるジェントルマン文化を心底から理解していなければ、その面白さがわからないのかもしれない。
 後者についても、その衝撃的なテーマは帚木蓬生さんなどの作品にも見られ、もっと面白く読めるという印象を持ってしまった。

 とんでもない知識人だと思うし、人格もいいと聞くし、顔も渋くて格好いいから日本に来られればしばらく人気が出るだろう。
 でも、本を買った人が読んでみると・・・注文殺到はいいが、その後読み切れない読者が増えるような気がする。少なくとも、東野圭吾や宮部みゆき作品とは全く違う。話の展開が遅いのだ。
 
 とすれば、大間違いして大増刷をかけた出版社が大量の在庫を抱えることに・・・この予言が外れた方が書店も出版社も儲かって喜ばしいのだが。

 それでも、つまみ食いしてみたい方には『わたしを離さないで』の方を勧めます(笑)。


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