よのなかフォーラム
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タイトル 歓迎!
投稿日: 2018/05/06(Sun) 10:34
投稿者カズ


 先日のクローズアップ現代で、教員が忙しくなっている原因を1分で、その解決法を1分で語ってくださいと要求され、原因として挙げたのは次のような現代的な事象です。

(1)日本の学校教育では、学習指導だけでなく生活指導(生徒指導)があり、全人格教育をやっていると考えられている。
 >>これはもう無理だと思う。もし、日本の教員60万人がセーノ!で生活指導をやーめたとストに入ったら、警察やカウンセラーやソーシャルワーカーを大増員しないと街の安全保障は保たれないでしょう。

(2)中高校では、これに加えて「部活」の指導がある。一部かもしれないが、人生を賭けていたり、生きがいにしている教員もいるので、これについては、安易なアウトソースが難しい。
 >>ただし、50代のベテラン教員があと10年で現場から去ると、今のような無制限な放課後/休日の部活のあり方は維持できなくなってくるだろう。また、小学校の英語教育やプログラミング教育はもともとアウトソースせざるをえない。中学でも土曜学校や数学ではなく履修できていない子の算数の補修などは、地域社会の団塊世代や大学生にボランティアでアウトソースすべき。

(3)いじめや給食や性教育のことなど、教育委員会からのアンケートや収受文書(官僚が自分の責任を面責するために降らせてくるお知らせ)が多くなり、事務量が増えている。保護者から訴訟を起こされた時に文書を残しておかないと不利になってしまう現状もある。
 これに加えて、政権が変わり大臣が替るたびに、その時流行の「なんちゃら教育」も降ってくる。環境教育、情報教育、福祉ボランティア教育、消費者教育、キャリア教育・・・などなど、一つ新しい事を入れるのなら、前からやっていてあまり効果のないものや古くなったものは見直して止めなければならない。教育界には、このリストラ(元からやっているものを捨てる)発想がないから、どんどん、やるべきことが積み上がっていってしまう。

 このほかに、ベースには、本来、「家庭」「地域コミュニティ」「学校」の三者で一人の子を育てていたものが、核家族化と少子化で家庭の教育力が衰え、地域社会が崩壊するか衰退して同じく地域の教育力が下がってしまったために、学校一人が頑張って子育てしている現代社会特有の問題も。

> 頑張れば頑張るほど、力をつければつけるほど業務が集中し、かといって褒められるわけでも、報酬が上がるわけでもない。生徒の成長を追求したら「あの人の後の担任はやりづらい」と言われてしまったり・・・。

 解決法が明確にあるわけではないのですが、まず、

1、「学校はもはや教員だけでは経営できない」と教育委員会も学校長も認めて、地域社会の再生を地域学校協働本部やコミュニティスクールの仕組みを使って行い、コミュニティの力を借りる。ただし、高校はもともとこれが難しい。

2、いらない事務を学校独自で、やらないようにする。一条高校では、WiFi&タブレットとCラーニングの導入によって、朝の職員朝礼と職員会議の手間が相当省かれた事実があります。
 和田中の時には、教育委員会から降りてくるアンケートにはほとんど答えませんでした。

3、教育長が腹をくくれば、文書量は相当減らせます。ただし、自分の責任下でこれをやり切れる教育長は非常に少ないです。

 したがって、1、2、3ともに実行が難しい場合には、独自に身を守ってもらうしかないですね。つまり、どこまでやるか、どこからはやらないかを、自分で決めちゃうしかないということになります。

> GWで時間が少し出来たからでしょう。少しばかり不満が漏れ出てしまいました。
> 明日からまた頑張ります!

 まったく構わないので、たまに不満を発言したうほうがいいと思います。
 ベテランの良い教員ほど、抱え込んでしまって外に出さないことが多いので。それだと、自家中毒を起こすか、精神的にまいるか、体を壊しても当然です。

 ぜひ、たまには吐き出してください。
 この場でいいですよ。

 歓迎します!


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