腕時計「japan」

ブランドを超えた腕時計「japan」がついに誕生。私自身のプロデュースで、細部のデザインはスイス時計・宝飾デザインコンテストで「ジュネーブ市賞」グランプリを獲得した元セイコーのカリスマデザイナー・岡谷哲男氏。文字盤は長野五輪のゴールドメダルを手がけた職人による漆塗り。珍しい左竜頭で3時の位置からテンプの動きが覗け、その中心にはルビーが光ります。夜光も世界初の色合いを採用して「宇宙の深淵に浮かぶ豊穣の月」を表現。ベルトの革はエルメスと同じ素材。

その名にふさわしく、日本の職人の愛情と技術を結集して作り込みました。

人生の教科書[家づくり]より

「純和風」の家を建てるとなると、広い敷地がなければ格好がつかない。

深い軒や庇の上に燻銀の瓦を載せた切り妻屋根と土壁の家は、ゆったりとした敷地に平屋が似合う。そして門から玄関までの深い引きがあってこそ趣が生きる。通常の敷地ではそれは無理だ。

だから、我が家では、和風に似合うヒノキやナラのような肌色の素材や珪藻土をなるたけ豊富に使うことのほかに、「現代和風」の演出にとって欠くことのできない工夫をした。

大人のランドセル

日本の職人の技術を結集したオリジナル腕時計「japan」に続き、機能的で美しい「リュック」を開発。

早くも『大人のランドセル』との評判も。

iPadやPCを入れて学校や塾や大学に、自転車通勤族のビジネスパーソンにも。ありそうで実際市場にはない素敵な「テニス用リュック」でもあります。両手を空けて、ラケット2本に教科書だったり、iPadやPCに書類だったりを入れられるリュック。あとシューズとお弁当、それに着替えも入れたい。ところが、お洒落である程度容量のあるリュックって、意外や意外、市場に商品がないのです。

ないのですから、今回も創っちゃうことにしました。

ネーミングは宇宙服の意味の「EMU(エミュウ)」。

羽根木の森レジデンス

欧州から帰国後の97年、書籍デビュー作『処生術』にも描いた「コーポラティブ住宅」。土地を見つけてそこに住まいたい住人を集め、みんなでマンションを建てる方法です。

井の頭線沿線で、家訓により奇跡的に森を残した「羽根木の森」に17戸の低層集合住宅を誕生させるプロジェクト。

今からこの緑を造ろうと思えば100年かかる森の邸宅。

コーディネータはコプラス。私がかつて経営に関わった都市デザインシステムの流れをくむ専門家チームです。私自身がこの住民によるマンション建設プロジェクトに参加し、「コーポラティブ住宅」文化をもっと日本に浸透させる支援をしたいと考えています。

かき氷製造器「himuro」

奈良発の商品開発第一弾は、奈良が発祥と言われる「かき氷」の製造マシン。エスプレッソ・マシンにも通じるエレガントなデザインを目指し、氷を削る機構の特許も申請済みだ。

東大寺と春日大社の参道前に「氷室神社」がある。この「かき氷」の聖地に全国のかき氷屋さんが集い、毎年「かき氷サミット」も開かれる。

今回のビジネスパートナーは、イタリアンデザインに強い「stu-art」と地元奈良の製造機器メーカー「ヒガシモトキカイ」。シルクロードを逆流させて、奈良発の「かき氷」文化が世界を席巻すれば楽しい。

新礼服「ichijo」(仮称)

奈良発の商品開発第二弾は、これも奈良が発祥の「礼服(フォーマル・ウェア)」。校長として臨む入学式で、モーニング・タキシード・燕尾服の類は西洋貴族の真似だから嫌だとごねたら、だったら和装にしてくださいと教育委員会から言われた。で、和服を借りて着付けを頼んだら5万円もした。入学式と卒業式で10万円、2年分なら20万円だ。それなら自分で仕立ててしまおうと考えた。純洋風でも純和風でもない、ネオジャパネスクな礼服をである。息子たちの結婚式にも着ていこうと思う。

詰襟の学生服がヒントだが、金ボタンの軍服的な要素を取り除いてエレガンスを追求した。1300年前の平城京にたたずむ聖武天皇の姿をイメージしながら。