読者は「ラオス」と聴くと、何を思い浮かべるだろうか?
サッカーの「ラモス」ではない。何も思い浮かばない人のほうが多いのではないだろうか。
 でも、2015年は日本とラオスが国交を樹立して60周年。京都市動物園に寄贈されて人気の4頭の象も、実はラオスからのプレゼントだった。お礼の気持ちも込めて、現地に小中学校の校舎を建てるサポートを続けているNGO「アジア教育友好協会(以下AEFA)」について語ろうと思う。

 発展途上国の村社会では教育の役割は大きい。子どもたちに考える自由を与え、人生の選択の幅を広げる。ある村の老婆は「自分たちは字が読めないし書けない。でも、次の世代(Next Generation)には、その教育と希望が必要だ」と語っていた。村に学校が立つと、乳児死亡率が下がり、結婚年齢が上がり、就学率、進学率が高まり、やがて農業や手工業の生産性も上がる。日本が150年前にした経験だ。

 「学校を建てる」というのがどういうことなのか、本論に入る。300万円で古い校舎を改築したり600万円で新築したりすると、古い校舎はどう新しくなるのか。写真の通りだ。使用前、使用後というような感じで子どもたちの学習環境がガラッと変わる。日本だったら、私立の学校を建てるには30億円とかかかってしまうが、ラオスでなら、数百万円であなたが「ファウンダー(創立者)」になれるのだ。
 もちろん、名前も刻まれる。ちょっと遠いけれど、開校式に駆けつければ、式典でミサンガを手首に巻いてくれ、感謝の祈りが捧げられる。

 AEFAはラオスとベトナムを中心にこの10年で200校近い学校建設を実現した。校舎が立つと現地の教育委員会が先生を派遣するのだ。私はこの動きを加速するために「アジアに希望の学校をつくろう!」プロジェクトを立ち上げることにした。
 
関心を持ったなら、下記GO!からAEFAに直接アクセスしていただければ嬉しい。

さあ、ラオスを皮切りにアジアのすべての途上国にこの「学校という奇跡」を輸出し「希望」を増産しよう。きっとあなたにも、できることがあるはずだから。

☆★☆ プロジェクト紹介 ☆★☆
プロジェクト第6弾「ラオス・パスム小学校」が完成しました!


ラオス・パチュドン高校  マークナオ小学校  ラオス・パチュドン高校

ヴォンナム中学校   パシア小学校 パスム小学校

藤原和博プロフィール
1955年東京生まれ。杉並区立和田中学校・元校長
1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。 教育改革実践家。

詳しくは、藤原和博のホームページ
[よのなかnet]へ。